シーズン: アジア予選

India

インド

あまり情報はありませんが、以前よりは力をつけています。日本は8月18日、インドと初戦を戦います。確実に取って、離れしておきたいところです。

Japan

日本

ハンドボール女子のパリ五輪出場枠は12。開催国フランス、2023年11月の世界選手権優勝国、4大陸予選の各1位に2024年の世界最終予選から6チームを加えた計12チームです。日本はアジア予選でパリ切符をつかめるか。ペンスポ・コラムニストの久保弘毅が展望します。

ヤマ場は最終日の韓国戦

アジア予選では、おそらく最終日の韓国戦が優勝(=パリ五輪行き)をかけた大一番となるでしょう。直近の世界選手権では日本が11位に対して、韓国は14位でした。この数字にだまされてはいけません。韓国の女子は1988年のソウル五輪、1992年のバルセロナ五輪で2大会連続金メダルを獲得するなど、2008年の北京五輪まではメダルの常連国でした。

近年は選手層が厚くないため、世界選手権のような長丁場で好成績を残せていませんが、一発勝負になれば世界のメダル級に勝てるだけの力をまだ秘めています。

日本が韓国との国際試合で勝ったのは、記録のうえでは2012年のジャパンカップが最後です。この時はお互いに若手を起用したため、フルメンバーでの勝利とは言えません。それ以前にも韓国がメンバーを落とした時に勝ってはいますが、ガチンコ勝負で勝ったと言えるのは、2010年アジア大会が最後かもしれません。

 

永田美香

永田 美香

永田は攻守ともに絶対に外せない選手。180㎝の長身で3枚目を守りながら、速攻では先頭を走り、セットOFでは2対2の起点になります。味方にロングシュートを打たせる動きも、昨年のアジア選手権では秀逸でした。

(スポーツ特化型メディア”Pen&Sports“[ペンスポ]コラムニスト・久保弘毅